当社は薄板プレス加工をするための順送プレス金型の設計・製作を得意としておりますが、中でもご相談が多いのが「0.05mm以下の極薄板プレス加工用の試作金型」です。 0.05mm以下の板厚になると、板という表現よりも箔に近く…
技術コラム
連続端子におけるキャンバーとツイストとは?対策方法を解説!
連続端子の製造時には、様々な不具合やトラブルが生じる可能性があります。そのうちの1つがキャンバー、ツイストです。連続端子のキャリアーに曲がり(キャンバー)・歪み(ツイスト)が発生してしまうもので、その原因は様々で対策方法…
連続端子とは?連続端子を制作する際の注意点を解説!
連続端子とは? 連続端子とは、順送プレス後に切断されずに母材に繋がれた状態の端子です。リールに巻かれたフープ材が順送プレスに入り、プレス工程を経たのちにそれぞれの端子に打ち抜かれます。連続端子は端子が個片に切断されずに残…
0.64コネクタ端子の順送プレス加工のポイント
近年、車載部品を初め、様々な電子機器に向けてコネクタの需要が増加しています。 コネクタ端子には、様々なサイズの規格があります。その中で0.64コネクタというサイズが車載向けを中心によく見られています。 ここでは、0.64…
フープ品が必要となる「量産前の開発試作段階」で求められる試作順送プレス加工
原理試作と量産試作では、形状確認なのか、品質・機能・生産性の確認なのか、という目的が異なってきます。その目的に対してどのように評価すべきかというポイントも変わってきて、そのために必要なサンプル数も異なってきます。そして数…
カス上がりの原因と対策とは?薄板プレス加工におけるカス上がりについて解説!
プレス加工では、様々な不具合やトラブルが生じる可能性があります。そのうちの1つが、「カス上がり」です。抜きカスが上昇して戻ってきてしまうカス上がりですが、その原因は様々で、対策方法も多々ございます。そして金型メーカーは、…
圧着端子について徹底解説!
圧着端子とは? 圧着端子は、電線やケーブルを接続するための一種の接続部品で、英語では”crimp terminal”と呼ばれます。通常、圧着工具を使用して端子の金属部分を圧縮し、電線と接続します。圧着端子は電子機器の基板…
【技術提案】特殊な曲げ工程設計&変形抑制させる切断構造で高精度スプリング製作を実現
こちらは、複合かつ大きな曲げRでスプリングバックの影響が大きく、繋ぎ位置がV字接続で切断時も歪んでしまう非常に難易度が高いスプリング部品を、特殊な曲げ工程設計&変形抑制させる切断構造で形にすることができた技術提案事例です…
順送プレス加工で薄板を丸め加工するための9つのポイント
順送プレス加工では、1つの金型内に2つ以上の工程が設けられており、1ショットごとに次の工程へ自動で材料を送りながら次々とプレスしていきます。そのため、徐々にRを付けた丸め加工を繰り返すことで、写真のような円…
【技術提案】パンチ形状変更による突き出し部の強度向上&テーパー曲げの精度向上
こちらは、板厚と同等サイズのパンチでは突出し加工時に折れてしまい、さらにテーパー付きの曲げ加工もある難易度が高い薄板プレス部品に対して、特殊なパンチ形状にすることで折れずに突出し加工を可能にし、ガイドを付けて高精度な曲げ…