• side-contact-banner
  • side-contact-document

量産試作の設計から製造までの過程をご紹介!

量産試作を検討するタイミングとは?

量産試作は、原理試作による製品の機能確認・形状評価確認を経た上で、量産化を意識した品質評価を行う際におこなわれます。
「試作」という言葉は、本来量産試作を指す場合が多く、入念なテストを受け、改良を重ねた上で、量産試作から設計・製造に移行します。

原理試作とは、あくまでも機能や形状のみの確認となり、実際の生産を意識した試作工程ではありません。そのため、原理試作からいきなり量産につなげてしまうと、効率的な生産と品質の継続精度という2つの側面から、様々な問題が生じてしまう可能性があるため、量産試作が必要なのです。

原理試作と量産試作に関する詳細は下記よりご覧ください!

>>試作には2種類ある!?原理試作と量産試作の違いについて

 

量産試作の設計から製造までの過程!

ここからは、量産試作がどのようにして行われていくかの過程をご紹介します!
お問合せいただいた情報をもとに、まずは技術的なお打ち合わせを実施いたします。

試作の順送プレス部品の場合は、お客様のご要望をふんだんに取り入れた、プレス部品のレイアウト図を作成します。DR(デザインレビュー)も実施し、お客様の求めるプレス部品になっているかの確認をいたします。
>>順送プレス加工のスケルトンとは?動画でスケルトンをご紹介!


お客様のご承認後に、まず金型部品の図面を作成し、プレス部品を作るための金型の部品製作が始まります。当社では、一定温度に整えられた恒温環境の工場にて加工を行うため、温度や湿度に左右されない、高精度な金型部品加工を行うことができます。


また、高精度加工を実現する金型部品のための工作機械と、金型部品加工の専門スキルを兼ね備えたハイレベルな技術者により、金型部品の製作が行われます。

>>試作順送プレス金型の製造における2つのポイント


お客様要望に近いプレスを使用しトライを行い、問題点の潰しこみを行います。いち早くお客様が抱えるお悩みを解決して形にするサービス対応力が当社の強みです。トライと検証のサイクルを素早く回して、お客様の求める薄板プレス部品を製作いたします。


サンプルがお客様のご要望に叶い次第、合格検定後に、サンプル品の出荷をいたします。宅急便やバイク便等、お客様のご都合にあわせてプレス部品をお送りいたします。また、プレス部品の納品のみの場合や、金型もあわせて納品する場合もございますので、臨機応変に納品対応をいたします。

 

(試作トライを行ったお客様で量産見込みがある場合は、お早めのご連絡をお待ちしております。)

 

 

 

薄板プレス加工センターでは、順送プレス金型試作に関する資料を公開中!

 

薄板プレス加工センターを運営する株式会社ナカトガワ技研が作成した、数種類のハンドブックをすべて無料でダウンロードできます。順送プレス金型や薄板プレス加工など、幅広く設計者の方々のための情報をまとめています。1つだけの資料ダウンロードから、すべてまとめてダウンロードもできます。

1分でフォーム登録完了、すぐに資料をダウンロードできます!興味のある資料を以下よりダウンロードしてみてください!

>>資料ダウンロードはこちら

 

 

薄板プレス加工センターの量産試作による製品事例

続いて、薄板プレス加工センターによる製品事例をご紹介いたします。

 ソケットホールダウン

ソケットホールダウン

こちらは、電子機器業界で使用されるリン青銅(C5210R-EH)製のソケットホールドダウンです。板厚は0.08mm、ピッチは2.54mmで、試作順送金型にて製造いたしました。

曲げ加工をする際の押え範囲が少なく、また変形しやすい製品形状でもあります。写真の通りで曲げが非常に微細なため、曲げ部品の強度が非常に低く破損しやすくなっています。さらに、累積した曲げの寸法公差が±0.01と非常に厳しくなっているのも特徴です。

>>詳細はこちら

 

NKC286R製 圧着端子

NKC286R製 圧着端子

こちらは、電子部品向けに使用される、コルソン合金(NKC286R)製の圧着端子です。板厚は0.1mm、ピッチは4mmで、試作順送金型にて製造いたしました。

圧着端子は、先端の丸目形状の成形が特徴となります。当社では、ノウハウが詰まった試作順送プレス金型によって、同軸精度や真円度の高い丸目形状の曲げ加工を行っております。

>>詳細はこちら

 

>>製品事例一覧はこちら

 

量産試作ならナカトガワ技研にお任せください

薄板プレス加工センターを運営する株式会社ナカトガワ技研は、宮城県石巻市で順送プレス金型の製造をつづけて35年、「知る人ぞ知る」東北最大手の試作順送金型メーカーです。

当社では、金型製造やプレス加工に必要な設備が全て整った設備体制により、金型の設計製造から検査、プレス加工まで一貫して行うことができます。

またナカトガワ技研の加工技術は、米粒ほどの大きさにも加工することができるのは当たり前。そのような高精度加工を安定的に行う当社の技術力こそが、高精度金型部品加工を実現するためのポイントです。

さらに当社では、累計3,000型の順送金型の製作実績があり、今までの試作品をスケルトンとして全てサンプル保存しております。この蓄積されたサンプルにより構築された当社のアイデア力で、お客様のご要望に応えて様々な金型形状を生み出します。

>>薄板プレス加工センターをもっと知る

 

ページ上部へ