こちらは、複合かつ大きな曲げRでスプリングバックの影響が大きく、繋ぎ位置がV字接続で切断時も歪んでしまう非常に難易度が高いスプリング部品を、特殊な曲げ工程設計&変形抑制させる切断構造で形にすることができた技術提案事例です…
技術コラム
順送プレス加工で薄板を丸め加工するための9つのポイント
順送プレス加工では、1つの金型内に2つ以上の工程が設けられており、1ショットごとに次の工程へ自動で材料を送りながら次々とプレスしていきます。そのため、徐々にRを付けた丸め加工を繰り返すことで、写真のような円…
【技術提案】パンチ形状変更による突き出し部の強度向上&テーパー曲げの精度向上
こちらは、板厚と同等サイズのパンチでは突出し加工時に折れてしまい、さらにテーパー付きの曲げ加工もある難易度が高い薄板プレス部品に対して、特殊なパンチ形状にすることで折れずに突出し加工を可能にし、ガイドを付けて高精度な曲げ…
順送プレス加工で多数個取りする方法とは?
順送プレス加工で製作される薄板プレス加工品では、通常は1つのフープ材にプレス加工を行い、そのまま1つのフープ材として巻取ります。しかし製品によっては、1つのフープ材から2つのフープを得る2条取りの製品もあれば、送り方向に…
順送プレス加工品をバラバラの個片にするメリットと方法について
当社で製作する順送プレス加工品の多くは、フープ材から加工して、そのままフープ形状に巻き取って納品しております。しかし一部の製品は、フープ形状のまま納品できるのにもかかわらず、あえてバラバラの個片に分割カット…
高速精密薄板プレスには、C型と門型のどちらが最適?
プレス機には、駆動方法や機能によって様々な種類がありますが、フレームについては大きくC型プレス機と門型プレス機の2種類に分類されます。当社ではコネクタ端子部品向けの高速精密薄板プレス加工を行っておりますが、…
コネクタ用プレス金型の製作におけるポイントとは?
様々な電子機器や半導体、自動車などの内部に組み込まれているコネクタ端子部品は、板厚0.03mm~1.0mm程度の薄い板厚のコネクタ端子部品が多く、コネクタの薄板プレス加工ニーズが日々高まっています。 そのようなコネクタを…
【技術提案】微調整が可能な曲げ寸法調整機構を順送プレス金型に設置
こちらは、誰でも曲げ寸法調整がしやすいような高精度プレス金型を作ってほしいという金型の製作依頼に対して、容易に微調整が可能な曲げ寸法調整機構の設置提案をした、技術提案事例です。 Before:誰でも曲げ寸法…
スルーホールを傷つけないプレスフィット接続とは?
スルーホールとは?ノンスルーホールとの違いについて そもそもスルーホールとは、基板上に開けた穴のことを指していて、穴の内側の壁に銅めっきでコーティングが施されています。 役割としては、表面と裏面を電気的につなげることが多…
【技術提案】製品の設計変更をしてクラック発生防止
こちらは、曲げ形状とR精度が非常に厳しく、トライ段階でクラックが発生していたコンタクト端子用金型の製作依頼に対して、お客様に現状の課題を詳細にお伝えして、加工可能な形状に製品を変更するご提案をした、技術提案事例です。 &…