C5210R-H製 シールドシェル

こちらは、リン青銅（C5210R-H）製のシールドシェルです。板厚は0.12mm、ピッチは12mmで、量産順送金型にて製造いたしました。

こちらのシールドシェルの特徴としては、微細な曲げ形状を繰り返し行っていますが、その曲げ最小公差が±0.015という高精度である点が挙げられます。また、内側に折り込む曲げ加工が多いため、カム曲げを多数取り入れています。また、お客様からは突き出し凸形状を限りなく図面に近づけたいというご要望をいただきました。そのため当社では、金型部品や組み込みにてトライ＆エラーを繰り返すことで、公差に関係なく、ご要望にお応えいたしました。

当社では、ただ公差に入ればいいという考えは少なく、限りなくゼロに近づけるという精神のもと、社員全員がお客様に最高のプレス加工品や順送プレス金型をお届けするために、日々の技術向上に取り組んでおります。プレス加工品のことでお困りの方は、まずは薄板プレス加工センターまでお問い合わせください。