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コネクタとは?特徴と種類について

3回折り返し曲げコネクタ用端子

コネクタとは、回路や部品を電気信号で接続するための部品です。

コネクタは、プラグ側とレセプタクル側の2つの部分から構成されており、それぞれについて様々な種類があります。

 

コネクタとは?

コネクタとは、回路や部品を電気信号で接続するために使用される部品のことです。

コネクタは、様々な電子機器や自動車などの内部に組み込まれています。

 一般的には、オスと呼ばれるプラグ側と、メスと呼ばれるレセプタクル側の2つの部分から構成されています。

これらが対となって、電気信号をつなぐ、切り離すといった動作を可能にします。

 

コネクタの構成

コネクタを構成する部品は、金属部分と、それ以外の部分に分類されます。

金属部分は、電気信号を通す役割を担います。

それ以外の部分は、樹脂やプラスチックで作られており、金属部分を覆っています。

金属部分には、様々な種類があり、主に以下のような呼ばれ方をしております。

・端子

・ピン

・ターミナル

・コンタクト

>>コンタクトのプレス加工における6つのポイント

 

また、上記のそれぞれについて、オス(プラグ側)とメス(レセプタクル側)の双方のパターンがあり、「オス端子・メス端子」、「オスターミナル・メスターミナル」などの呼び方をします。

 

 

 

コネクタの利便性

コネクタは、「つなぐ」「切り離す」といった動作を簡単に行うことができます。

こちらの利便性を活かすことで、機械の接続をスムーズに行えるようになります。

 「つなぐ」「切り離す」という動作を素早くできるコネクタの利便性は、様々な機会が多様化する現代の社会では、なくてはならないものとなっています。

 

 

コネクタ用端子の製品事例

続いて、実際に当社が製作したコネクタ用端子の製品事例をご紹介いたします。

 

3回折り返し曲げコネクタ用端子

3回折り返し曲げコネクタ用端子

こちらは、車載用部品として使用される、リン青銅(C5210R)製の3回折り返し曲げコネクタ用端子です。板厚は0.2mm、ピッチは2.0mmで、量産順送金型にて製造いたしました。

こちらのコネクタ端子は、写真からご覧いただけるように3回の折り返し曲げ加工を順送プレス加工にて行っています。この寸法公差が±0.1mmとなり、さらに上面と底面の平行度が0.05、対称度も0.16という高精度なコネクタ用端子部品です。特に折り返し曲げのバラツキを抑えるのが難しい端子部品でした。

>>詳細はこちら

 

45度ねじり加工付きコネクタ用端子部品

45度ねじり加工付きコネクタ用端子部品

こちらは、産業機械向け部品として使用される、リン青銅(C5210R)製のコネクタ用端子です。板厚は0.5mm、ピッチは2.6mmで、量産順送金型にて製造いたしました。

当社の製造実績としては比較的板厚も大きめの0.5mmのコネクタ用端子部品でした。写真の通り、45度のねじり加工を施しているのが特徴です。また、9pin異形状でしたが、シーケンス仕様の金型構造として、1pin送りにて加工できるように工夫いたしました。

>>詳細はこちら

 

C5210R-H製 同軸コネクタ用端子

C5210R-H製 同軸コネクタ用端子

こちらは、リン青銅(C5210R-H)製の同軸コネクタ用端子です。板厚は0.12mm、ピッチは6.5mmで、試作順送金型にて製造いたしました。

こちらのコネクタ用端子部品は、丸径が±0.02の精度で、径を整えつつ接点形状を正確に成形するのが非常に難しいプレス加工品でした。しかし当社では、このような丸め加工を含んだ同軸コネクタ用端子部品の製造実績が多数ございますので、お客様からも評価いただける高品質なプレス加工品をお届けすることができます。

>>詳細はこちら

 

車載向け2段丸め加工コネクタ用端子部品

車載向け2段丸め加工コネクタ用端子部品

こちらは、銅合金(MZC1R-H)製の車載用コネクタ部品です。板厚は0.35mm、ピッチは16.5mmで、量産順送金型にて製造いたしました。

こちらのコネクタ用端子部品の特徴は、写真の通り2段で行った丸め加工です。丸め公差は±0.025mmで、同軸精度は0.05mmという高精度プレス加工品でした。胴体と先端のつなぎ目部分のブランク形状がございますが、この形状を精度良く製造するのがポイントでした。

>>詳細はこちら

 

 

当社ではこのように、高精度な薄板プレス加工を行うためのノウハウを社内にて蓄積し、お客様に還元しております。抜きバリやマッチング、クリアランスなど、細かなノウハウも多くなりますが、その積み重ねこそが技術の結晶となり、どこにも負けない高精度な薄板コンタクト製品となるのです。

>>抜きバリを抑えるための4つのポイント

 

 

 

コネクタ用端子部品のことなら、薄板プレス加工センターまで!

薄板プレス加工センターを運営するナカトガワ技研では、金型の設計・製造から検査・プレス加工まで一貫対応する「設備体制」、高精度金型部品の加工を実現する「技術力」そして累計3000型の実績に裏付けされた「アイデア力」という3つの特徴を活かして、これまでに多くのプレス加工品をご提供してまいりました。

 

お客様の想いを形にして、安心いただけるプレス製品をお届けいたします。薄板プレス部品でお困りの方は、まずは薄板プレス加工センターまでご相談ください。

 

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