順送プレス加工では、1つの金型内に2つ以上の工程が設けられており、1ショットごとに次の工程へ自動で材料を送りながら次々とプレスしていきます。そのため、徐々にRを付けた丸め加工を繰り返すことで、写真のような円…
薄板プレス加工
順送プレス加工で多数個取りする方法とは?
順送プレス加工で製作される薄板プレス加工品では、通常は1つのフープ材にプレス加工を行い、そのまま1つのフープ材として巻取ります。しかし製品によっては、1つのフープ材から2つのフープを得る2条取りの製品もあれば、送り方向に…
順送プレス加工品をバラバラの個片にするメリットと方法について
当社で製作する順送プレス加工品の多くは、フープ材から加工して、そのままフープ形状に巻き取って納品しております。しかし一部の製品は、フープ形状のまま納品できるのにもかかわらず、あえてバラバラの個片に分割カット…
高速精密薄板プレスには、C型と門型のどちらが最適?
プレス機には、駆動方法や機能によって様々な種類がありますが、フレームについては大きくC型プレス機と門型プレス機の2種類に分類されます。当社ではコネクタ端子部品向けの高速精密薄板プレス加工を行っておりますが、…
コネクタ用プレス金型の製作におけるポイントとは?
様々な電子機器や半導体、自動車などの内部に組み込まれているコネクタ端子部品は、板厚0.03mm~1.0mm程度の薄い板厚のコネクタ端子部品が多く、コネクタの薄板プレス加工ニーズが日々高まっています。 そのようなコネクタを…
スルーホールを傷つけないプレスフィット接続とは?
スルーホールとは? そもそもスルーホールとは、基板上に開けた穴のことを指していて、穴の内側の壁に銅めっきでコーティングが施されています。 役割としては、表面と裏面を電気的につなげることが多く、何重にも重なった層が対象物の…
量産試作の設計から製造までの過程をご紹介!
量産試作を検討するタイミングとは? 量産試作は、原理試作による製品の機能確認・形状評価確認を経た上で、量産化を意識した品質評価を行う際におこなわれます。 「試作」という言葉は、本来量産試作を指す場合が多く、入念なテストを…
はんだ接続からプレスフィット端子に変更して製品への熱影響削減!
プレスフィット端子には様々なメリットがあるため、ここ数年でコネクタに用いられているはんだ接続からプレスフィット端子に転換が急速に進み、民生用や車載用など幅広い範囲で用いられています。 しかし、プレスフィット端子には懸念点…
リードフレームについて徹底解説!
リードフレームとは? リードフレームとは、集積回路(IC)や大規模集積回路(LSI)に用いられ、半導体の内部配線として使われる金属素材の薄板のことです。この薄板には、ダイパッド上に搭載される半導体素子と配線をつなぐインナ…
リン青銅のC5210とは?プレス加工のポイントについても解説!
<目次> ・リン青銅とは? ・C5210とは? ・C5210の特徴 ・C5210のプレス加工のポイント ・ナカトガワ技研の順送プレス金型・薄板プレス加工品が選ばれる理由 リン青銅とは? リン青銅とは、銅(C…