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連続端子とは?連続端子を制作する際の注意点を解説!

連続端子とは?

連続端子とは、順送プレス後に切断されずに母材に繋がれた状態の端子です。リールに巻かれたフープ材が順送プレスに入り、プレス工程を経たのちにそれぞれの端子に打ち抜かれます。連続端子は端子が個片に切断されずに残っている状態のものを指しており、その後の工程で自動機を含めた生産に活用されます。

このページでは連続端子のメリットや制作する際の注意点などを解説します。

 

順送プレス加工品の納品方法は?連続端子?それとも個片?

順送プレスにて打ち抜かれた製品は切断されていない状態の連続端子か、バラバラに切断された個片として納品されます。

連続端子・フープ材

連続端子での納品となる場合は、プレス後に端子を切断せずにリールに巻き取ります。メリットとして、連続した状態のため、後工程でメッキなどを流して対応できる点が挙げられます。また、自動機と連動させる場合も連続端子であれば量産品としてそのまま対応できます。

 

個片

個片での納品の場合は、フープ材のまま抜き加工、メッキ、曲げ加工等を行ってから個片にバラすことが多くなります。自動機での対応となるプリント基板や成型部品へ端子を挿入する作業も、端子が個片の状態では対応できないため量産には不向きな物となります。

>>順送プレス加工品をバラバラの個片にするメリットと方法について

 

連続端子を製作する上での注意点と対策

当社では、連続端子を制作する際に以下の注意点において対策を行っています。

1.金型設計

連続端子は後工程で自動機による端子の挿入などがあるため、安定した量産性が求められます。そのため、高精度金型が必要です。金型の設計段階から金型の部品精度を高める必要があり、当社では豊富な実績と経験に基づいて対応しています。

 

2.キャンバーへの対応

連続端子の制作では、キャリアーに対しての曲がりや歪み(キャンバー)に気を付けなくてはいけません。製品をつないでいるキャリアーが曲がっていると後工程に流す際に不具合が生じてしまいます。そのため当社では、キャリアーに曲がりや歪みが発生しないような金型設計を行い、調整もできる機構を採用しています。

 

>>連続端子におけるキャンバー・ツイストとは?対策方法を解説!

 

事例

続いて、連続端子の実績のご紹介です。

試作プレスフィット端子

試作プレスフィット端子

こちらは自動車業界で使用されるC7025-TM03製のプレスフィット端子です。板厚は0.64mm、ピッチは2.2mmで、試作順送金型にて製造いたしました。

プレスフィット端子は、穴部分の抜き加工が最も難易度が高くなります。こちらのプレスフィット端子についても、板厚0.64mmに対して、幅0.3mmの薄肉へ行う抜き加工で、プレスフィット部の断面対角寸法公差は±0.03mm、さらにプレスフィット部のスリット抜きについては0.5t以下という、高難易度の薄板プレス加工品でした。

>>詳細はこちら

 

 

C5240R-XSH製 FPCコネクタ端子 

C5240R-XSH製 FPCコネクタ端子

こちらは、電子部品として使用される、リン青銅(C5240R-XSH)製のFPCコネクタ端子です。板厚は0.08mm、ピッチは0.9mmで、試作順送金型にて製造いたしました。

FPCコネクタ用端子部品は、当社でも多数の取り扱い実績がございますが、今回は最小公差±0.007という高精度なプレス加工品でした。またお客様からは、とにかくコストを抑えてほしいとのことで、ご要望にあわせるために金型をコンパクトにして対応いたしました。

>>詳細はこちら

 

 

C5210RHQ-XSH製 曲げR付き圧着端子

C5210RHQ-XSH製 曲げR付き圧着端子

こちらは、リン青銅(C5210RHQ-XSH)製の圧着端子です。板厚は0.15mm、ピッチは5mmで、量産順送金型にて製造いたしました。

このリン青銅は、非常に硬い材料として知られており、クラックが起きやすい点がお客様としても課題認識されていました。しかし当社では、曲げ工程に工夫を凝らすことで、クラックの発生を防ぐことに成功いたしました。

また曲げR部分は板厚の1/2である0.075mmとなり、非常に精度も求められる難易度の高いプレス加工品でした。

>>詳細はこちら

 

 

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まとめ

薄板プレス加工センターを運営する株式会社ナカトガワ技研は、宮城県石巻市で順送プレス金型の製造をつづけて35年、「知る人ぞ知る」東北最大手の試作順送金型メーカーです。

当社では、金型製造やプレス加工に必要な設備が全て整った設備体制により、金型の設計製造から検査、プレス加工まで一貫して行うことができます。

またナカトガワ技研の加工技術は、米粒ほどの大きさにも加工することができるのは当たり前。そのような高精度加工を安定的に行う当社の技術力こそが、高精度金型部品加工を実現するためのポイントです。

さらに当社では、累計3,000型の順送金型の製作実績があり、今までの試作品をスケルトンとして全てサンプル保存しております。この蓄積されたサンプルにより構築された当社のアイデア力で、お客様のご要望に応えて様々な金型形状を生み出します。

 >>薄板プレス加工センターをもっと知る

 

ナカトガワ技研では、連続端子の制作だけではなく板厚0.03~1.0mmの薄板順送プレス加工を得意としております。
特に試作~中量産用の試作金型の設計・製造に強みがある当社は、試作・中量産のプレス加工にも対応しております。この領域のプレス加工では、当社は負けない自信があります。

薄板プレス加工にお悩みの方、順送金型にお困りの方は、まずは薄板プレス加工センターまでお気軽にご相談ください。

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