試作プレスフィット端子

こちらは自動車業界で使用されるC7025-TM03製のプレスフィット端子です。板厚は0.64mm、ピッチは2.2mmで、試作順送金型にて製造いたしました。

プレスフィット端子は、穴部分の抜き加工が最も難易度が高くなります。こちらのプレスフィット端子についても、板厚0.64mmに対して、幅0.3mmの薄肉へ行う抜き加工で、プレスフィット部の断面対角寸法公差は±0.03mm、さらにプレスフィット部のスリット抜きについては0.5t以下という、高難易度の薄板プレス加工品でした。

しかし薄板プレス加工センターを運営する株式会社ナカトガワ技研では、近年ニーズの高まっているプレスフィット端子についても様々な実績がございますので、薄肉・薄板プレス加工品の加工にも問題なく対応可能です。特にプレスフィット端子については、大手コネクタ端子メーカーや自動車メーカーの方々も精度や品質面で不安を抱えていらっしゃるため、まだ試作段階で検討されている方が多いと感じております。当社では独自の試作順送プレス金型の製造ノウハウにより、コストを抑えてプレスフィット端子の量産前試作製造を実現しておりますので、海外含めて多くのメーカーの方々より試作プレスフィット端子の製造に関するご相談をいただいております。

プレスフィット端子の試作開発でお困りの方は、薄板プレス加工センターまでお問い合わせください。