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挿入抜去力測定用圧着端子

挿入抜去力測定用圧着端子

名称 挿入抜去力測定用圧着端子
分類 圧着端子
材質 C5210R-H
板厚 0.2
ロット数 試作
最小公差 ±0.02
納期 1ヵ月
spm 200
業界 車載

こちらは、車載用で使用される、リン青銅製(C5210R-H)の挿入抜去力測定用圧着端子です。板厚は0.2mmで、ピッチは14mm、試作順送金型にて製造いたしました。

こちらの圧着端子は、材料の送り方向(フープ材の圧延方向)に円筒形状がありますが、このような場合は丸め加工の難易度が上がってしまいます。材料目と垂直方向(幅方向)は、材料メーカーではグッドウェイと呼ばれ、最小曲げ寸法が比較的良い一方で、材料目と平行方向(送り方向)はバッドウェイと呼ばれ、最小曲げ寸法がどうしても悪くなってしまいます。そのため、比較的曲げにくく割れやすい方向となり、加工難易度が上がってしまうのです。しかし今回は、写真の通り複雑な形状をしているため、送り方向に円筒形状の丸め加工ができるように金型設計をいたしました。

また、送り方向の円筒形状となっているため、どうしても円筒部分に芯金を入れることができないため、丸め加工のみで円筒形状にする必要がありました。このように芯金を使用できない場合、丸めた板同士をぶつけて調整しつつ円筒形状にする必要があります。

端子根本部分にダボがあり、板曲げ部分をダボにカシメることでワイヤー線を固定するように使用されます。

さらに端子の先端上部から規定のピンを挿入して、挿入抜去力の測定が必要な製品で、その力の大きさ指定が図面にある製品でした。そのため当社では金型設計をする前に、力の規定を寸法公差に変換してから、挿入抜去力が測定できるような寸法で金型の製造を行いました。

 

 

追記する点として、写真の通りキャリア部分を異形状に抜き加工してある点があげられます。このキャリアは、お客様がフープ材を送り装置内で送る際に、爪で引っ掛けるためにストレート部分が必要ということで、当社にてキャリア部分をこのように抜き加工するご提案をいたしました。薄板プレス加工センターでは、お客様が薄板プレス部品をどのように使用するのか、フープ材やバラ製品をそれぞれどのようにアセンブリしていくのかという用途をお伺いしながら、使いやすいような工夫を細かく施しております。

 

当社では、このような中空パイプ形状にする順送プレス加工内の丸め曲げ加工を得意としております。金型の機構設計や工程設計に独自の技術ノウハウを駆使することで、圧着端子をはじめとした様々なコネクタ端子部品用の順送プレス金型の設計・製造を行っております。コネクタ端子金型のことなら、薄板プレス加工センターまでお気軽にご相談ください。

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